ニューオープンの六本松・「木琴堂」のむかしおやつとは?

「地下鉄・六本松駅」「西鉄六本松バス停」から天神へ向かう道沿い、福岡護國神社の真向かいに3月21日にオープンした和菓子店「木琴堂(もっきんどう)」が気になってましたので、伺ってみました。

目次

和テイストな店構え

お店は、六本松3丁目の超有名な老舗のカフェ「ひいらぎ」の右隣りにあります。新開店してちょうど1か月。真新しい和テイストな店構えに”どら焼”の旗が掲げられています。看板商品だとわかりますね。

ショップカード表
ショップカード裏

スタイリッシュな店内

店内に入ると木目調の壁やショーケースが落ち着いた雰囲気を感じさせてくれ、右側にはお菓子の制作場がガラス張りで見えるようになっています。

一瞬、入りにくさを覚えますが、こぼれるような笑顔の女性2人が迎えてくださり、すぐに気持ちが和みます。

調度品のような商品レイアウト

ショーケースの中の商品は華美さがなく、まるで調度品のように置かれています。センスが素晴らしい。

こだわりの木琴

気になることを聞いてみました。

管理人

お店の名前の「木琴堂」には何か意味があるのですか?

女性店員さん

はい、”木琴”って老若男女問わず幅広い年代層の方がご存じですよね?そういう幅広い方々へこちらのお菓子を届けられればということでつけたんですよ。

管理人

言われてみれば木琴を知らない人はいないですからね。

女性店員さん

実は店内で流れているBGMも木琴で演奏されている音楽なんです。

そして、入り口左手の壁のかわいらしい行灯。

女性店員さん

これは、今日取り付けたばかりなんですが、木琴からイメージしト音記号ときつつきをシンボライズした弊店のマークです。

管理人

そこまで!
こだわりの木琴なんですね

むかしおやつとは?

ショップカードには「むかしおやつ 木琴堂」と書かれています。

管理人

むかしおやつ とは?

女性店員さん

昔ながらのお菓子を今の技術や感覚や素材で新たに生まれ変わらせたのを”むかしおやつ”としています。

管理人

「護國神社前本店」としてありますが、オープンしたてですよね?

女性店員さん

弊店の社長が長年小豆の研究をしておりまして、満を持して1号店としてこの度オープンしました。
なるべく身体にやさしい素朴で自然の味を追い求めてご提供しています。

商品ひとつひとつへの思い

こちらの商品は全て保存料が使われていないことが大きく打ち出されています。日持ちがしないということにもなりますが、身体に安全で安心であるということですね。これが前述であったとおり、お店のコンセプトなのでしょう。

イチ押しのどら焼き

看板商品の「どら焼き」は、白餡(しろあん)と黒あんがあります。どら焼きの生地には米粉と小麦粉と全粒粉が混ぜて作られており、ふんわりが保たれるとのことです。これが店内で焼かれているのです。

白餡は、北海道産大手亡豆(おおてぼうまめ)が使われており、黒あんのほうは北海道産小豆をあえて栄養を残せるように渋みやアクを抜く”渋切り”をしていないとのこと。どちらも粒あんというのも嬉しいです。

米粉と豆のビスコッティ

小麦アレルギーの方にも喜ばれる米粉100%の生地です。小豆と白えんどう、うぐいす豆、クルミが入っていて、かりかり食感の焼き菓子です。3本入りが432円(税込)7本入りが918円です。

試食できる珍しい形のかりんとう

かりんとう、というと細く短く丸っこいイメージですが、こちらのかりんとうは草鞋(わらじ)のように平べったい形をしています。試食ができるというので、一部分のかけらでしたが頂きました。せんべい感覚でポリポリといける感じです。黒糖とごまの香りがします。しつくこくない甘さが舌に残る美味しいお菓子です。

5枚入りで専用の箱詰めが用意されています。1,188円(税込)です。日持ちがします。

新商品の”そのまんま小豆”

名前のとおり形も味もそのまんまの小豆です。炊いた北海道産小豆をフリーズドライされたものです。こちらも試食させていただきました。ほんのり甘く、ポリポリとどれだけでも食べられそうです。小豆の栄養が洩れなく取れるということになりますね。378円(税込)です。

女性店員さん

ヨーグルトなどにトッピングしていただくのもおススメですよ

次の商品展開

管理人

この後、また新しい商品が出ますか?

女性店員さん

はい。夏に向けて試作中なんですが、アイスキャンディーの販売を考えています。白桃や葛を入れたものなど・・・お楽しみにしてください。

甘くない?

白あんと黒あん両方の”どら焼き”と”米粉と豆のビスコッティ”を買って帰り、その日のおやつに珈琲と一緒にいただきました。どら焼きは次の日が消費期限ですので、白餡から食べ、翌日黒あんにしました。

割るとたっぷりの餡が入っています。大人の甘さです。甘ったるさが全くありません。生地はふわっふわっです。ペロリといけます。日本茶がいいのでしょうが、珈琲もとても合いました。

ビスコッティもいただきました。生地はサクサクですが、豆がかなりの歯ごたえがあります。歯の強さに自信のない人は少し用心して食べたほうがいいかもしれません。

パッケージにあるように珈琲や紅茶につけながらが良いのではないでしょうか。甜菜糖(てんさいとう)の使用からでしょう、強い甘味はありません。自然な豆の美味しさを感じることができます。

どら焼きもビスコッティも自然の甘さを好ましく感じました。甘いものは苦手、という方にピッタリなスイーツではないでしょうか。

最後に

昔からあるお菓子を自然な素材で上質な味わいに作り上げられた「木琴堂」の商品たち。甘いお菓子を想像すると期待はずれかもしれませんが、甘さばかりを追求するスイーツが多いと感じていたこの頃。むしろ新鮮でした。

使っている原材料や産地を堂々と明記されていることも購入する側にとっては有難く、信頼へつながりますね。アイスキャンディーが楽しみです。

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