ビッグモーターのロイヤルファミリー「非道なクレイジートリオ」保険金不正請求問題

保険金不正請求、街路樹問題で世の中を騒がせていますビッグモーターですが、社内のパワハラの横行の根源が兼重宏一前副社長含むロイヤルファミリーと呼ばれる人達にあると報じられました。

このビッグモーターのロイヤルファミリーとそのパワハラ内容についておってみました。

目次

ビッグモーターのロイヤルファミリーとは

ビッグモーターの現役社員がメディアの取材に応じる形で出てきたのが、”ロイヤルファミリー”と呼ばれる3人の存在です。少しでも意に沿わない社員がいると、その場で直接、またはLINEで降格や異動指示を繰り返していたというのです。

兼重宏一前副社長

そのロイヤルファミリー3人が、兼重宏之前社長の息子で副社長だった兼重宏一氏と、A常務、B本部長と報じられました。A常務とB本部長については、メディアではまだ実名での報道はされていませんが、ネット上では以下の2人といわれています。

常務取締役の伊津美哲士氏と取締役営業統括本部 兼 店舗開発本部 本部長の大塚昇二氏です。

2018年頃の兼重宏一前副社長が会社の実権をほぼ握った頃からこのロイヤルファミリーによる理不尽な降格や異動の指示が増えてきたといいます。

中心人物である兼重宏一前副社長のプロフィールは、以下のとおりです。

  • 名前:兼重宏一
  • 読み:かねしげこういち
  • 父親:兼重宏行(前社長) ※2023年7月26日付で辞任
  • 年齢:35歳
  • 生年月日:1988年7月17日
  • 最終学歴:早稲田大学 
  • 役職名:(株)ビッグモーター 副社長・社長室次長  ※2023年7月26日付で辞任
  • 社内でのあだ名:コナンくん

社歴が以下となります。

  • 2010年6月 (株)ビッグアセット取締役
  • 2011年4月~2012年6月 「損保ジャパン」の前身「日本興亜損保」に在籍
  • 2012年7月 (株)ビッグモーター入社 社長室次長
  • 2015年6月 経営学修士(MBA)取得
  • 2015年12月 同社 取締役就任
  • 2023年7月 同社  取締役副社長 辞任

伊津美氏と大塚氏のプロフィールや社歴などは特定できる情報はありませんでした。わかり次第追記していきます。

兼重宏一含むロイヤルファミリーの人間性のないパワハラ内容は

この3人の体制になった5~6年前くらいから、現場にひどいプレッシャーをかけ、異動・降格を繰り返し、気に入らない社員や意見する社員、数字をあげない店長に対し、一発降格、一発県外異動、クビを言い渡していたといいます。

パワハラの実態が少しずつわかってきました。

現役社員の話によると、(休みの日も)“ロイヤルファミリー”から、LINEが容赦なく飛んできたりグループ招待などがあり、すぐに返答しないや参加をしないとなるとその時点で“降格”などがあったといいます。

さらに、LINEメッセージがマックス受信可能の999通まですぐに達するというのです。1日放置すると1000件以上。その返事が遅いだけで「降格」のカードがきられると証言する現役社員もいました。

生きた心地がしないロイヤルファミリーによる環境整備

この「ロイヤルファミリー」が全国の店舗を視察する「環境整備」と呼ばれる清掃や接客の点検があり、社員は恐怖に感じていたといいます。現役社員が以下のように語ります。

とにかく環境整備が恐怖でした。“ロイヤルファミリー”がまわってきたら絶対誰かが降格になり、誰かが県外に飛ばされ、誰かが退職するって形になる。
“ロイヤルファミリー”3人が(環境整備に)来る時は、とてもじゃないけど生きた心地がしないくらい

日テレNEWS

主に店舗の掃除などのチェックが行われ、ドアの枠の上を指でなめてホコリがついていたらアウトで「何を掃除したの?」と言われるのです。トイレの便器掃除もブラシを使うことは許されず、内側も水が出てくるところも便が流れてくるところも全部指や素手で洗わないといけないと、東日本地域の元店長からの証言です。

この「環境整備」は役員のためにためのものと認識され、社員は怯えて待っていました。役員が来たら猛ダッシュしてあいさつに行かないと降格に直結と。そしてこの「環境整備」でのダメ出しをされたらその日のうちに降格を言い渡されるのが通常で、午後9時10時を過ぎてそのメッセージがこなければセーブだったと考えられていました。

中にはこの3人の機嫌を損なうようなことをひと言でもいうと、その場で「あー、もう君交代」と言われることもあったといいます。

そして、今問題になっている街路樹の件につながる話となるのでしょうか、この「環境整備」の一環で店舗前の路上には草1本許されず完璧なまでの清掃が求められていたため、最初は雑草を手で抜いていたのがキリがないということで除草剤の使用に至ってしまったという話が報じられました。

同じく九州の店舗の現役社員や元社員からも、「環境整備点検」で点数が悪いと店長は交代、主任はヒラに降格。雑草を抜く作業がいやで除草剤を使い始め、落ち葉がなくなるように街路樹にまくようになった。伐採のためのチェーンソーを備えた店もあった。罪悪間はなかった」と語られました。(西日本新聞)

飲食店が気に入らないと降格処分?

ロイヤルファミリーが地方の店舗に来るときに、前泊などした場合、食事のセッティングを店長がすることになっており、店長は事前にその店に行き、味や接客の下見までするといいます。

過去、そのお店がロイヤルファミリーの誰かが気に入らないということで降格になった店長もいました。特に兼重宏一副社長の機嫌を損ねたら”終わり”という認識です。

兼重宏一副社長のLINEメッセージがクレイジー

兼重宏一前副社長が店長や社員に送ったLINEメッセージが流出してきました。「死刑」「教育」と繰り返すLINE。普通ではないですね。

ノルマを達成していない人や気に入らない社員に対して一方的に降格を言い渡し、その理由も示さず、社員は弁明の機会も与えられずという状態。

新しくグループLINEに招待された人がすぐに参加しなかったことに怒った宏一前副社長は「該当店長、役職者は解任してください」と指示を出しています。

こんな人を下に見るような内容。

いくら言っても価値観が合わない人は居場所はありません。こういう人を放置しないように。周りにも悪影響です。

パワハラの域を超えて「脅し」という社員もいます。

現場を知らない宏一前副社長が就任後に利益追求の姿勢が強くなり、一連の問題はそのひずみで起きたと振り返る社員もいました。

今後もロイヤルファミリーに関する情報が出てきたら追記していきます。

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