歌舞伎町・刺傷事件応急措置は有名実業家と元キャバ嬢だった「体が動いた」青笹寛史・銀河(がぎん)

2023年11月5日に歌舞伎町で起こった刺傷事件。女が罵声を浴びせながらホストの男性をカッターで刺して騒然とした現場で、女性を止め、そのホストの応急措置に走った男女がいました。

1人は有名実業家の青笹寛史氏、1人は元キャバ嬢の銀河(がぎん)さんでした。おってみました。

目次

歌舞伎町・刺傷事件応急措置に走り出たのは実業家と元キャバ嬢だけだった

歌舞伎町・刺傷事件応急措置に走り出たのは実業家と元キャバ嬢だけだったのがこの騒動の流れをみるとよくわかります。この2人がそれぞれ自身のエックスで投稿されたことで特定できており、そののち報じられました。

11月5日未明の出来事です。

フジテレビ「めざまし8」が入手し放映された騒然とした現場の動画。女性が「お前ふざけんなよ!」と叫びながらホストを切りつけ、髪の毛を引っ張り、殴る蹴るの暴行をし、ホストは血まみれ状態です。

そこへ止めに入った男性と女性がいました。男性はスーツ姿の若い男性。女性はロングスカートの長い髪の方です。とっさに走り出たといった感じです。

もみ合う二人の間に割って入っています。

女性は刺されたホストの介抱をしています。自分の上着を脱いで傷口の止血をしたとのことです。

男性は傍に座り込み119番でしょうか、携帯で電話をしています。周りには人だかりができ、ただ見ているだけです。

このホストと女の騒動は何だったのかは、炎上系インフルエンサーの「滝沢ガレソ」さんがまとめてくださっています。

【文春砲】歌舞伎町“カッター刺し事件”、加害女性と被害男性の闇が深い
https://bunshun.jp/articles/-/66833?page=1
・刺された男性(23)はホストクラブに内勤する非ホスト
・イケメン特化型配信アプリ(@toU__official)で出会って交際&同棲
・男性がヒモ化
→服から美容代まで払わされ半年間で女性が1800万円貢ぐ
・ついでに男性がDV開始
→女性が肋骨骨折/顔面8針切開/尿管&膀胱損傷/全身アザだらけで入院も
・女性が睡眠薬に手を出し精神崩壊→凶行へ

文春記事の一部です。

歌舞伎町・刺傷事件応急措置したのは実業家の青笹寛史社長だった

二人の間に割って入り暴行を止め、救急車の手配や救急措置をした1人は動画編集スクール「動画編集CAMP」を主催する“あおささ”こと青笹寛史氏(27)です。

”あおささ”としてのエックスのフォロワーがなんと8.1万人。アカウント名に「医学部卒の経営者」とあります。医師としての専門知識のある方だったのです。

プロフィールが次のとおりです。若いながら経営者として着実に実績を積んでおられるように見受けられます。

  • 名前:青笹寛史
  • 読み:あおささひろふみ
  • 生年月日:1996年6月4日
  • 年齢:27歳
  • 職業:実業家                                           アズール株式会社代表取締役、KIBUN株式会社代表取締役。株式会社triumph取締役
  • 経歴:2016年に島根大学医学部医学科に入学し、在学中(2019年)に動画編集フリーランスとして活動を開始。医師免許を取得したものの、医師の道は目指さず、動画マーケティング市場にコミットしている。                                                       2022年8月より、土日2日で現場レベルのYouTube動画編集をマスターできるスクール「動画編集CAMP」をフランチャイズにて展開。2023年8月現在、全国に19校まで拡大している。
  • 著書:『世界一やさしい YouTube動画編集の教科書1年生』

「めざまし8」でこのように答えれらています。「何も考えずに体が動いていた」と。

刺された男性を介抱した男性:
カッターナイフ持っていたら、刺されてたんだなって思うと怖いなって思いつつ。何も考えずに体が動いてたですね。僕が押さえている時は、突っかかってる感じはあったんですけど、痛いって言われて離したら、落ち着いて。突っかかってはなくて、泣いていましたね。その後、救急隊が来て、男性が運ばれたあと、女性はショックかなんかで、倒れこんでるのを見て。ヒートアップしたから、何も考えずに、刺しちゃったのかなって。

めざまし8

歌舞伎町・刺傷事件応急措置したのは元キャバ嬢の銀河(がぎん)さんだった

歌舞伎町ホスト刺傷事件救護に走り出た女性はハンドルネーム銀河(がぎん)こと植村銀河さんです。ひと目みて素人ではないとわかるかわいい女性です。

エックスのプロフィールには、「スタ選 ファイナリスト/ボートレースCM出演/女優/元池袋、歌舞伎町キャバ嬢」と華やかな世界で生きておられることがわかります。

「めざまし8」の取材で刺された男性を介抱した人としてインタビューを受けていました。やはりその行動が目立っていたのでしょう。

その時の心情を自身のエックスで次のように言われています。

もーここまで晒されたからいいけどさ、自分の服脱いで、こんな恥ずかしい格好で、野次馬100人以上おる中で、服で血止めて、必死やのに、誰も助けてくれなかった。
悲しかったし、怖かった。
自分が刺されるかもとかも考えず、見つけた瞬間走って助けに行った
友達も止めに一緒に手伝ってくれた。

青笹さん同様「見つけた瞬間走って助けに行った」と言われています。何も考えずとっさの行動だったのでしょう。

歌舞伎町・刺傷事件応急措置の二人への心無い誹謗中傷があった

青笹さん、銀河さんのこのとっさの行動に対してネット上に「有名になりたかったからか」「目立つな」など心無いコメントが寄せられたといいます。

銀河さんは「週刊女性PRIME」の取材で誹謗中傷を受けたことについて次のとおり話しています。

まったく知らない人に顔を載せられて、“この人にかけ飛ばされています(ホストクラブでの代金を支払わずに逃げること)”とか“余計なお世話”とか“イキって目立ちたいからって、フォロワー稼ぎのためにした行動だろ”とか“そのまま消えたらよかったのに”とか……ひどい言葉もたくさんかけられました。

週間女性PRIME
https://twitter.com/naishodehimitsu/status/1721505723195204077

特に青笹さんに対しては医療研修を受けていないことを取り上げての批判があったようです。それに対して医療知識を持つ人として、冷静に現場で対処したことを簡潔に述べておられます。「出過ぎた真似をせず」と。

歌舞伎のホスト殺傷事件について

「研修していないくせに応急処置をしていた」とちょこちょこ叩かれていますが、

研修を終えていない身であることは自覚しているので、出過ぎた真似をせず

・明らかにまずい処置を周りの人が行ってしまうことを回避させる
(意識があり出血もしている方に胸骨圧迫(心臓マッサージ)をしようとしてる人を止めたり)
・救急隊の方が到着するまでABCDEの評価を経時的に行い、救急隊到着後速やかに引き継ぐ

のみでした。

自分の医師としての未熟さは認めますが、人として間違ったことはしていないと思います。

心臓マッサージはむやみやたらにしてはいけないのですね。

歌舞伎町・刺傷事件応急措置の二人の怒りと主張「撮影はけが人より優先すること?」

このあと2人の怒りともとれる主張は続くのです。銀河さんは携帯取られたようです。誰も助けてくれなかった、冷たい残酷な街と嘆いておられます。

ただ見てるだけの警察への批判も。

そして青笹寛史氏は「『人間』について危機意識を感じたこと」として自身のエックスで長文のコメントを出されました。けが人を助ける人よりスマホ撮影を優先する野次馬に向けて手厳しい意見です。

歌舞伎のホストが刺された件について、
SNSで注目されるためにやったことではないのであまり触れたくありませんが、

せっかく発信力が多少ある身のため『人間』について危機意識を感じたことについて文章にします。

結論、
『民度の低さが一線を超えている』と感じました。

あった出来事をまとめます。

①私が被害者の男性を視認した時点で、
・救急車を呼ぶこと(すでに他の方もお願いしてた)
・AEDを持ってきてもらうこと
・救急グッズが近くのお店にあるか探してもらうこと
を周りの方にお願いしました。

30〜40人は周りにいましたが、救急車すら誰も呼ぼうとせず、ひたすら無言でスマホのカメラをこちらに向けてました。勇気ある男性がやっと救急車を呼んでくれましたが、AEDを持ってきてくれる人は最後までいませんでした

②どんどん人だかりが出来て、ひたすら皆んなカメラをこちらに向けてきました。
止血をしていたホストの方が、「撮るなよ!」って叫んでも全く効果がなく、怖いくらいにカメラをこちらに無言で向けて立ち止まってました。
AEDを持ってくる要請にすら応じずひたすらカメラを向けるその姿に文化的な恐怖を感じました

③警察が到着しましたが、人だかりのせいでパトカーが来るまでかなり時間がかかってました。
救急隊の時もそうです。確実に野次馬の方々は邪魔をしていました。

④警察が到着してしばらくして、黄色いテープが貼られ、一般の方が黄色いテープの外側に出されました。
私は警察の指示で内側にいました。
何人かはテープの中に入り更に撮影を続けようとしていました

救急隊が区役所通りに被害者男性を運ぼうとしている時明らかに邪魔になっていました。

====

流石にやばくないですかね。

・被害者男性の隣にいた女性数名
・止血をしていたホストの男性
・途中で応急処置を手伝おうと駆け寄ってくれた男性2〜3人
・カッターを取り上げた男性
・加害者女性を引きはがした男性数名
以外は
ひたすらスマホをこちらに向けていました。

なぜすぐAEDを持ってきてくれないんですか?
なぜ、1人を除いて手で持っているスマホですぐに110と119をしないんでしょうか?

現場で撮った動画をTwitterやストーリーに載せて稼ぐイイネ数や、知り合いに直接見せて「お前現場にいたの!?」と驚かれて満たされるその承認欲求は、本当に大事なものなのでしょうか?

「AEDを持ってきてくれ」という言葉を無視してスマホで動画を撮り続けることが間違っているとは気付けないんでしょうか?

こんなにも人間は「クズ」ばかりなんだということを目の当たりにして、本当に驚いています。

いくら歌舞伎といえど、人命がかかっている時に、イイネ数を優先するなんてあってはならないことだと思います。

人が倒れていたら、スマホは119にかけることを優先してください。
カメラを向ける必要はありません。
AED持ってきてって言われたら持ってきてください。

少しでも
「まともな人」が、意図せず晒されたりすることがない世界に変わっていくことや

「クズ」が「まともな人に生まれ変わることを祈ってます。

2人の賢明な行動は伝わっている

一部批判や誹謗中傷はありますが、二人のとっさの行動と主張については多くのかたに伝わり賛同を得ていると思われます。

あなたがとった行動は素晴らしいです。
残念ながら誰もができない事なのが残念ですよね。危険をかえりみず対応にあたる がぎんさん、お友達 本来は当たり前であって欲しいこと何がけど、それを普通に出来るあなた達は間違えなく素晴らしい‼️

先月、地元の駅で人身事故がありご遺体が救急車に運ばれて来る際に、僅かですが我先にとスマホを掲げ撮影しようとする人がいました…凄く残念だけど今の世の中なのかな…

ありがとうございます! あなたのような方が日本を救ってくださると信じています。 周りで見てばかりの方より行動力のあれ方が素晴らしいです。 堂々と発信していただきたいです。

よく言ってくれたと思う。 目の前でどんな事態が起こっていようと、とにかく先ずはスマホを向けて動画撮影、まさにこれが現代の病気だと思います。 事件によってはその映像が何かの役に立つ事もあるのかもしれませんが、やはり事故直後の現場だったり傷ついた人が目の前にいる状況ではやる事はそれではないと自分は思います。

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