8月22日、群馬県前橋市のアパートの一室で、インドネシア人女性の留学生、ジョシ・プトゥリ・チャハヤニさん(23)の遺体が見つかった事件で、この部屋に住む梶村圭一郎容疑者(40)が死体遺棄の疑いで逮捕されました。
梶村圭一郎容疑者についてフェイスブック(Facebook)を中心におってみました。前科についても触れます。
梶村圭一郎容疑者再逮捕【追記】
10月25日群馬県警は、自宅アパートでインドネシア人留学生の女性=当時(23)=を殺害し、キャッシュカードを奪うなどしたとして、強盗不同意性交殺人の疑いで梶村圭一郎容疑者を再逮捕しました。
再逮捕容疑は8月中旬、女性に性的暴行をしようと考え、自宅アパートで何らかの方法で殺害し、キャッシュカード複数枚を奪うなどした疑い。認否を明らかにしていません。
梶村圭一郎容疑者のフェイスブック(Facebook)には被害者との大量のツーショット写真
梶村圭一郎容疑者をフェイスブック(Facebook)で和名、仮名、カタカナ、アルファベットにあたる「梶村圭一郎」「かじむらけいいちろう」「梶村けいいちろう」「かじむら圭一郎」「カジムラケイイチロウ」「Kajimurakeiichirou」「KajimuraKeiichirou」「kajimurakeiichirou」「K.keiichirou」「Keiichiroukajimura」「KeiichirouKajimura」「keiichiroukajimura」「K.kajimura」で検索しました。
1件、テレビなどで報じられており、被害者の顔画像もある梶村圭一郎容疑者のフェイスブックのアカウント「Keiichirou Kajimura」が以下にあたります。
基本データに、「群馬県前橋市在住」とありますので、一致しています。
以下が梶村けいいちろう容疑者のFacebook最後の投稿です。殺害された被害者の女性とともに写った写真が60枚もの枚数投稿されています。
そして意味深なコメントも。普通「最後」と書くべきところが「最期」と書いてあります。間違えたのか、意図していたのかはわかりません。「永遠な幸せな生活」「皆さん、本当にありがとう」「さようなら」などの言葉が並んでいます。捕らえられることを想定していたのでしょうか。
大切な彼女との夏の思い出。本日、自由と幸せになるので最期の投稿です。私とジョシの事を忘れないで下さい。ジョシと永遠の幸せな生活をします。皆さん、本当にありがとう。そして、勤さん達最期まで支えてくれてありがとう。偽善者社会福祉法人しののめ会とも亀田たか子とニッポンアカデミー、タマムラデリカを絶対に潰して下さい。お願いします。皆さん、さようなら。
そして気になるのが投稿日です。閲覧したのが8月25日で、「1日」前と出ますので、8月24日投稿となります。逮捕の前日となります。
そのほかのFacebookの写真投稿も被害者ジョシさんとのツーショットがかなり多くあります。しかも7月30日から8月15日くらいの間に200枚以上もあるのです。「宇宙一大切な彼女との夏の幸せな思い出」などとして投稿しています。
さらに、このフェイスブックをみると、かじむら圭一郎容疑者は実に多くの友達とつながっていることがわかります。なんと1,662人の人とFacebookの友人のアカウントが出てきます。特徴的なのが日本人が少なく、多くの海外の友人とつながっていることです。そしてほとんどが女性です。
何か目的があったのでしょうか。
また、かじむら圭一郎容疑者の最後のフェイスブック投稿への友人達から寄せられているコメントが、ほぼ海外の友人で、言語も英語だけではありません。アジア圏の方も多くいます。どのようにしてつながっていったのでしょうか。
逮捕される時の様子がテレビ映像も出ています。被害者のジョシさんんとは先月(7月)に梶村容疑者が公園で声をかけ知り合ったと報じれていますが、フェイスブックでの大量の写真投稿の期間とも一致しています。
- 名前:梶村圭一郎
- 読み:かじむらけいいちろう
- 年齢:40歳
- 学歴:都立上野高等学校 (Facebook上)
- 住所:群馬県前橋市文教町
- 出身地:愛知県豊川市 (Facebook上)
- 職業:無職
- 容疑:死体遺棄、殺人の疑い ※前科あり
梶村圭一郎容疑者は複数のFacebook(フェイスブック)アカウント持ち?
梶村けいいちろう容疑者のFacebookのアカウントは報じられているものと一致したため上記のものは間違いないですが、「梶村圭一郎」名で2件ヒットする気になるフェイスブックのアカウントがあります。
1件目のFacebookのアカウントには、顔写真が上半分の写りですが相当似ています。若い頃の梶村容疑者が容易に想像できる画像です。
「東京都墨田区在住」となっています。2012年12月に東京スカイツリーの投稿が最後です。
もう1つが以下のアカウントです。同じく梶村圭一郎の名前のフェイスブックのアカウントです。
こちらは「福島県いわき市」在住となっています。2012年頃福島県で除染作業をしていたということがわかりましたので、ほぼ間違いないのではないでしょうか。
1つ前のFacebookと重なるのは、同じ2012年12月が最後の投稿であり、アカウントの写真が東京スカイツリーということ。さらにこの2つのフェイスブックのアカウントに、1人だけですが両方に同じ方が友達としてつながっています。
両方に登録のあった友人です。
これらのことだけで梶村圭一郎容疑者と確証できるものではありませんが、気になるアカウントです。
梶村圭一郎容疑者のインスタグラム(Instagram)も特定
梶村圭一郎容疑者をインスタグラム(Instagram)でも和名、仮名、カタカナ、アルファベットにあたる「梶村圭一郎」「かじむらけいいちろう」「梶村けいいちろう」「かじむら圭一郎」「カジムラケイイチロウ」「Kajimurakeiichirou」「KajimuraKeiichirou」「kajimurakeiichirou」「K.keiichirou」「Keiichiroukajimura」「KeiichirouKajimura」「keiichiroukajimura」「K.kajimura」で検索しました。
Facebookと同じ「KeiichirouKajimura」で次のアカウントがヒットしました。アイキャッチ画像が全く一緒です。またプロフィール部分に「前橋市のケイです。将棋とランニング、勉強が趣味です」とあります。インスタグラムの投稿76件は非公開のため見ることができませんでしたが、たぶん梶村圭一郎本人のものでしょう。
梶村圭一郎容疑者のX(旧Twitter)のアカウントも複数あった?
最後に、梶村圭一郎容疑者をX(旧Twitter)でも和名、仮名、カタカナ、アルファベットにあたる「梶村圭一郎」「かじむらけいいちろう」「梶村けいいちろう」「かじむら圭一郎」「カジムラケイイチロウ」「Kajimurakeiichirou」「KajimuraKeiichirou」「kajimurakeiichirou」「K.keiichirou」「Keiichiroukajimura」「KeiichirouKajimura」「keiichiroukajimura」「K.kajimura」で検索しました。
FacebookとInstagramでアカウント名にしている「Keiichirou Kajimura」でまず検索すると下記がヒットしました。このアイキャッチ画像がFacebookの投稿写真に同じものがありましたので、本人のものと思われます。「ランニングと神学と将棋が好きなケイイチロウです」と自己紹介。ここはインスタと同じような内容です。
フェイスブックに投稿されている写真が以下です。被害者とは別の女性です。
続いて、気になるフェイスブックのアカウントでヒットした「梶村圭一郎」で検索。次の2件が出てきます。一見本人とは違うようにもみえますが、FacebookとInstagramでヒットしたアカウントとの共通点があります。
インスタのアカウントでヒットしたユーザー名が「asa.hi0815」でした、以下の2件のユーザー名が「keiichirou0815」「keiichirou08157」で、”0815”は誕生日なのか記念の日なのか全てに含まれています。
また、「けいいちろう」の「ろう」のローマ字表記は「ro」が通常のようですので、本人が使っている「rou」も特徴的といえるのではないでしょうか。梶村容疑者の可能性が高いと思われます。
このX(旧Twitter)の投稿の内容に気になるコメントがあります。2012年12月10日のXの投稿です。
早く、お母さんの待っている世界に行きたい。この世界に希望は持てない
梶村圭一郎の逮捕容疑は
梶村圭一郎容疑者の逮捕容疑は次のとおりです。
群馬県前橋市のアパートの一室でインドネシア人女性の遺体が見つかった事件。
前橋市の無職・梶村圭一郎容疑者(40)で、自宅アパートの一室にインドネシア人の留学生、ジョシ・プトゥリ・チャハヤニさん(23)の遺体を遺棄した疑いがもたれています。
事件発覚後、梶村容疑者と連絡が取れなくなっていましたが、きょう、東京メトロ・淡路町駅の構内で身柄を確保し、逮捕したということです
TBSNEWSDIG
梶村圭一郎容疑者は、事件後、都内の病院に入院していましたが退院手続きをせず、抜け出していたことが分かりました。その後、地下鉄・淡路町駅付近で見つかり、逮捕されたという流れです。逮捕時の所持金は数千円だったということです。
また、ジョシさんと同居していた女性は次のように話しています。
「ジョシさんは(梶村容疑者と)ただ友達で、一緒に花火大会に行ったり、いろいろなところに行って一緒に食べて。最後ジョシさんと会ったときは、その人とは会いたくない、話したくない。疲れすぎて遊びすぎて(と言っていた)」
TBSNEWSDIG
梶村容疑者は「記憶にない」と容疑を否認しているといいます。
被害者のジョシ・プトゥリ・チャハヤニさんは、4月に来日し、市内の語学専門学校に通っており、同じ学校の20代女性とルームシェアをしていたところ、8月中旬から連絡がつかなくなり、学校関係者が県警に相談していました。
また事件発覚前の今月14日、信用金庫の自分名義の口座を解約していたことが新たにわかりました。下記のFacebookの投稿にその時の通帳の画像とともに、何かトラブルを抱えていたような趣旨のコメントをしています。
本人の同意無しに、通帳を不正に作成した〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇の闇。昨日前橋東警察に被害届に行きました。
梶村圭一郎容疑者のアパートでの動き
集英社オンラインでは梶村容疑者のアパートの住人への取材からの不審な動きを詳細に伝えています。他の報道内容とともにまとめました。
- 7月1日 梶村容疑者がアパートへ越してくる
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『支援する』といわれる人と一緒に来ていた。梶村容疑者は、いつもニコニコ笑っていて、外で会えば向こうから挨拶するなど人なつっこい感じ。アパートの大家さんから、梶村容疑者の『よろしく頼むね』って言われており、大家さんも『私も支援の人から頼まれていてね。その支援の関係のところに働きに行ってるよ』と言っていた。
2階に住んでいた梶村容疑者は、家周りも洗濯物もこまめに取り込んできれいに使っている印象。仕事も真面目に行っているようだった。(同じアパートの住人)
7月上旬に市内の公園で声をかけて留学生と知り合ったとみられています。
- 7月中
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『清掃の仕事をしているもんだから暑くてきついですよ』などとこぼす。大家さんには8月に入ってから『清掃の仕事は嫌だ』と言い出したらしく、「彼女ができてサボりたくなったんじゃないかね」との感想。
- 8月13日の夜 梶村容疑者の部屋を訪ねる
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その日たまたま停電になって、外の様子を見に行き、梶村容疑者に『停電なのですがどうすればいいですか?』尋ねたが、ふだん通りで変わった様子はなかった。
梶村容疑者が若い女性と仲むつまじく、夕方にアパートに帰ってくる姿が見られていました
- 8月15~16日頃
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珍しく洗濯物が干しっぱなしになっていたため不思議に思う。大家さんから、梶村容疑者からは『東京で入院してる』と連絡があったと聞く。
この頃からジョシさんと連絡がつかなくなったと友人が話しています
- 8月17日~アパート中にただならぬ臭気が漂うようになる
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「もう家にいられないレベルの匂いだったよ。動物臭というか、いろいろなもんがごちゃ混ぜになったような、強いて言えば腐ったキムチの匂いというか……。」(アパート住人)
- 8月22日 遺体が発見される
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インドネシア人留学生の女性ジョシ・プトゥリ・チャハヤニさん(23)の遺体を自宅アパートに放置
引越す前のトラブル
梶村けいいちろう容疑者が殺害現場のアパートに引っ越してくる前に起こしていたトラブルについて集英社オンラインで詳しく報じられました。詳しくくはココ。
社会福祉法人の理事の支援で社会復帰支援共同生活施設の自立準備ホーム入居し、最初は「好青年」に見えていたものの、すぐにホームの入居者とウマが合わずに「ここは嫌だ」と言い出し、理事の世話で今回のアパートへ引越しています。
また、梶村容疑者は出所後間もなく生活保護の支給を受けられるようになり、それと並行して支援する理事の社会福祉法人の関連施設で「就労支援」の仕事を手伝っていたところ、その仕事をするには受給者証の申請が必須。ところが申請してもすぐにもらえずに5月、6月、7月とボランティアでタダ働きをするハメになったようです。
8月には受給者証も発行され、賃金ももらえるはずだったが、そのような説明を受けておらず「やってられるか。他で稼ぐ」と怒って出て行ったというものです。
これらのことが、フェイスブックの中で「偽善社会福祉法人」や「〇〇〇を潰してください」「〇〇〇の闇」などの発言につながるということなのでしょう。ココ
また、若い女性が好きで物色しているような行動についても報じれています。
梶村圭一郎容疑者には前科があった
梶村圭一郎容疑者は、過去に別の事件で逮捕されていることがわかりました。2017年10月1日、和歌山県警で殺人容疑での逮捕です。
事件の概要は以下です。
無職の梶村容疑者は2017年9月30日午後、和歌山県新宮市のホテルの客室で、名古屋市内在住の女性(当時26歳)の首を絞め殺害した疑い。
同日午後8時35分ころ、梶村容疑者から「ホテルの客室内で心中する」などと119番通報があり、救急隊や新宮署員が現場に急遽駆けつけたところ、室内で女性が死亡しているのが見つかった。梶村容疑者は当時、睡眠薬を大量摂取し意識不明の状態で、その後の調べに「自殺を助けるため首に巻き付いていたタオルを絞めた」などと容疑を認め、同意殺人罪で起訴。2019年3月に和歌山地裁で懲役5年(求刑懲役7年)の実刑判決を受けていた。
集英社オンライン
この逮捕時、梶村容疑者は34歳。40歳になって服役し出てきて間もない今回の犯行ということになるのではないでしょうか。
また新しいことがわかりましたら追記していきます。
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