「DRAGON BALL」や「Dr.スランプ」などで知られる漫画家の鳥山明さんが3月1日に亡くなられていたことがわかり、悲しみが広がっています。68歳でした。
その死因といわれている急性硬膜下血腫について、またその原因とされる交通事故の噂や転倒や持病があったのかおってみました。
鳥山明氏が急性硬膜下血種で逝去と発表
漫画家・鳥山明氏の逝去が所属元から発表がありました。亡くなれてから７日後となります。すでに葬儀などは済ませておられます。
ファン、関係者の皆さまへ
突然のご報告になりますが、
漫画家・鳥山明は２０２４年３月１日、急性硬膜下血腫により永眠しました。６８歳でした。
熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、
まだまだ成し遂げたいこともあったはずで、残念でなりません。
ただ、故人は漫画家としていくつもの作品を世に残して参りました。
多くの世界中の方々に支持していただき、４５年以上にわたる創作活動を続けることができました。
これからも鳥山明唯一無二の作品世界が、末長く皆様に愛され続けることを切に願います。
生前のご厚誼に深く感謝し、ここに謹んでお知らせいたします。
なお、葬儀は近親者のみにて執り行いました。
静謐を望む本人の意向により、ご弔問・ご香典・ご供物・ご献花その他はご辞退申し上げます。
家族への取材等につきましてもお控えいただけますよう、ここにお願い申し上げます。
今後のお別れの会等については未定ですので、決まり次第お知らせいたします。
何卒ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
２０２４年３月８日
株式会社バード・スタジオ
株式会社カプセルコーポレーション・トーキョー
死因については「急性硬膜下血腫」との発表でした。
鳥山明氏を襲った「急性硬膜下血腫」とは？
「急性硬膜下血腫」とはいったいどのようなものなのか。
頭蓋骨の下にある硬膜(脳と脊髄を覆う膜の一つ)と脳の間に出血が起こり、そこに出血した血液が急速にたまることで、脳を強く圧迫する状態です。あらゆる年齢層に起こりえますが、高齢者に多いのが特徴とされています。
この状態に至る原因となるのが頭部外傷によるところが多いとされています。
外傷により脳が傷ついて脳挫傷となり、そこからの出血により引き起こされます。また、脳の損傷が強くなくても頭部に大きな力がかかって脳の表面の血管が傷つき出血することで、急性硬膜下血腫をきたすものもあります。
済生会HP
外傷直後、意識障害が伴うものもあれば、すぐに症状が現れずに長い時は数か月かけて徐々に出てくることもあるそうです。
通常は、手術で血種を取り除く開頭血腫除去術を行うようですが、
脳損傷を伴うことが多いため、硬膜外血腫と比べると治療成績は悪く、記憶障害、判断力低下などの高次機能障害、運動麻痺などの後遺症を残すことがあります。特に脳腫脹を伴った場合には死に至る可能性が比較的高い外傷です。
引用元：慶應義塾大学医学部 脳神経外科学教室
済生会の脳神経外科の医師によると、手術した場合の死亡率は65％と高く、その一方で、社会復帰できる人は18％と報告されており、予後が非常に悪い外傷です、と結論づけられています。（済生会）
鳥山明氏は急性硬膜下血腫の原因は交通事故だったのか
鳥山明氏を襲った「急性硬膜下血腫」の原因となった脳へのダメージに至る出来事が過去にあったのでしょうか。
脳挫傷の原因として考えられるのは、
- 転落や転倒事故
- 交通事故などに遭うなど外部からの衝撃
- 暴行など人からの受傷
こんなポストがありました。
入院してる夫からLINEで病院の看護師さんが教えてくれた～と言って鳥山明先生の詳細な死因教えてくれた。
どうも交通事故で頭部を強く打ってしまったのが原因の様で。その時に急性硬膜下血腫を発症してしまったと考えられる…との事。
病院関係者からの話、詳細な死因と書かれているため、信憑性が高いようにも思われます。
ただ、著名な鳥山明氏が交通事故に遭われたとなると、それ自体がニュースになっていてもおかしくないようですが、軽微な交通事故だったのでしょうか。あるいは鳥山氏自身の自損事故などで処理されたものだったのでしょうか。
そのほかの情報がでていませんので、交通事故についは真実かどうかの確証はありません。
鳥山明氏は急性硬膜下血腫の自覚症状があったのか「親友・大川知英氏語る」
3月8日のワイド番組「ゴゴスマ」に元”ニブンノゴ”で現在”チキンナンバン”のメンバーとして活躍のお笑い芸人・大川知英さんが、鳥山明氏の逝去を受け、親交の深い友人（本人は親友と確認済みと申告）ということで電話出演されました。
「鳥山先生は神！」と崇める大川さん。番組では長い付き合いの中で鳥山先生と本音のやり取りがあったことが伝わる話が数々披露されました。
その中で、昨年メールで会話した際、体調が思わしくなく脳を調べる、というようなことを言われていたと語られたのです。
また通常はすぐに返事がくるのが、その時は返信がなかなか来なかったと気になる話もされました。
この話からすると、どこかで転倒などをした後、ご本人として気になる自覚症状がすでにあったのではないでしょうか。
あるいは、脳に関する病を抱えているなどがあったのでしょうか。
このことについての情報は出てきていません。
鳥山明氏の「急性硬膜下血腫」の訃報で思い出された塩沢兼人氏
鳥山明氏の「急性硬膜下血腫」での訃報が出て、多くの方の頭に浮かんだのがこの方の死です。
トレンドに塩沢兼人さんが…
塩沢さんが亡くなった時は言葉を失うくらいショックだったな
『北斗の拳』レイ、『聖闘士星矢』牡羊座のムウに代表される声優の塩沢兼人氏です。
塩沢氏が亡くなられた経緯が次のとおりです。
2000年5月9日の夕方16時に自宅の階段から転落し、その時は外傷もなく、本人にも異常はなかったとのこと。
ところが、夜遅くになって容態が急変し、22時頃に意識を失い、緊急搬送。最終的に意識は回復せず亡くなられています。享年46歳でした。死因は脳挫傷と発表されていました。
エックスのトレンドにあがるくらいにこの出来事は多くの人の記憶に残っていたということなのでしょう。また同じ業界の方というのもあるのかもしれませんね。
心よりお悔み申し上げます。
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