2023年11月14日、宝塚歌劇団宙組に所属する俳優の有愛きい（25歳）さんが自殺した問題で、劇団側が調査チームの報告書を公表し記者会見を行いました。
その中で、宙組の4人が調査チームのヒアリングを拒否したことがわかりました。ヒアリングを拒否した4人とはいったい誰か、名前などおってみました。
宙組ヒアリング拒否の４人は上級生なのか
宝塚歌劇団の宙組に所属していた25歳の有愛きいさんは入団7年目の今年9月、兵庫県宝塚市で死亡しているのが見つかり、自殺とみられています。
これを受けて、宝塚歌劇団は10月、外部の弁護士による調査チームを設置し、宙組に所属する劇団員ら60人以上から聞き取りを行うなどして調査を進め、14日、記者会見を開き報告書の内容を公表しました。
遺族に謝罪する一方で、過重労働などは認めたものの有愛さんに対するいじめやパワーハラスメントがあったとは認定できないとしました。また、宙組４人がヒアリングを辞退し拒否したことが明らかになりました。その理由については「差し控える」とこたえています。
肝心なことへの回答がありません。
このヒアリングを拒否した宙組の４人はいったい誰なのでしょうか。
実名については公表されませんでした
宝塚歌劇団宙組は全員で６２人います。ヒアリングが拒否できる立場にあること、そして会見の中で「上級生によるいじめやパワハラは確認できなかった」の言葉から考えると亡くなった１０３期生の有愛さんの後輩とは考えにくく、９２～１０２期生の中にいる可能性が高いです。
一覧にしてみると次の２１名です。
宙組 トップスター 芹香 斗亜
宙組 トップ娘役 春乃 さくら
松風 輝（92期生）
桜木 みなと（95期生）
秋奈 るい（97期生）
花菱 りず（97期生）
小春乃 さよ（98期生）
瑠風 輝（98期生）
若翔 りつ（99期生）
優希 しおん（100期生）
天彩 峰里（100期生）
鷹翔 千空（101期生）
湖々 さくら（101期生）
真名瀬 みら（101期生）
水音 志保（101期生）
雪輝 れんや（101期生）
花宮 沙羅（102期生）
風色 日向（102期生）
凰海 るの（102期生）
夢風 咲也花（102期生）
輝 ゆう（102期生）
この宙組の中の４人であると考えられますが、実名について公表がなかったため特定することはできませんでした。
ただ、会見後から宙組ヒアリング拒否の４人への注目が集まっています。ネット上では様々な憶測や噂が広がっています。匿名掲示板の”５ちゃんねる”では次のような投稿がありました。
これまでの週刊文春などの報道から出てきた言葉なのでしょう。拒否した４人に関心が集まっていることは間違いありません。名前が出なかったので余計に知りたくなり予測に走るのが人間心理ですね。
ヒアリングを拒否した上級生はいじめ報道の４人で特定か
会見で出た４人という数に世の中はすぐに反応しました。週刊文春での有愛さんへのパワハラ報道があった時の加害者４人と一致するからといえます。確かに加害者であった場合、調査チームにどんな気持ちで向き合うか、ということを考えると拒否した可能性が高いと思われます。
松風輝
芹香斗亜
花菱りず
優希しおん の４人がパワハラをしたと言われている主犯格のメンバーです。ただ、確証はありません。
その４人はある意味自分の行為に思うことがあるのだから大変わかりやすいと言うことじゃないか。
あくまでも憶測です。特定はできていません。
ただ、４人の数が一致するため皆がいじめ・パワハラの４人と結びつけるのは当然のことです。劇団側の説明がなかったためこのように関心が高まってしまったといえます。
ヒアリング拒否した４人について言えない理由は「退団が決まっているから？」
記者会見での記者とのやり取りです。
記者「ヒアリングは全員ですか？人数が少ないように思えますが・・・」
理事長「ヒアリングは、えーー４人辞退しています」
記者「それはなぜ？」
理事長「それは、、ご容赦ください」
変な間とぎくしゃくしたやり取り。ヒアリング拒否した４人については触れてほしくないというニュアンスにもとれます。
この様子から感じ取れるところがあったようです。
ヒアリング拒否を退団の意思表示と受け取り、あえて突っ込んで聞かなかったということなのでしょうか。
劇団の聴取を拒否するってことは、
退団の意思を固めたってこと？
ヒアリング拒否を許し退団を引き換えにしたのでしょうか。
この4人に遠回しに退団を迫ってる？それで幕引こうとか？？
ヒアリング拒否の4人は問答無用で退団命令だな
その4人を出世させてトップとして華々しく退団させるのが宝塚方式
退団をする前に実名公表をし世の中に晒すことを避けたともいえますが、確証はありません。
今いる人を守りたい
もう一つ別の見方があります。
４人の名前を出して晒し上げにもできない程に劇団側の立場が弱い？それとも何があっても４人を守っていくスタンス？
やはり興行主としては宝塚のコンテンツを守り会社を成り立たせなくてはならないという本音はあるでしょう。そのコンテンツの役者さんを失うことは痛手となるため辞めさせないように動かざるを得ないという立場も透けてみえます。
ヒアリング拒否を受け入れた劇団の会見は「調査したフリの茶番劇」
このヒアリングを拒否した４人がいながら、「いじめもパワハラも確認できなかった」と結論づけた宝塚歌劇団へは厳しい意見が投げられています。人1人が亡くなっていることの調査に対して協力しないという人を受け入れた劇団の姿勢が問われているともいえます。
全国統一教会被害対策弁護団 副団長の紀藤正樹弁護士は自身のXで「何のための調査か」と厳しい意見を投稿しています。
「関係者が事情を聞くのを拒否でき、なのに『いじめは確認できなかった』との報告。調査と報告が中立的か疑問が残る」
「いつも思うのですが、外部と言うなら、その独立性につき宝塚歌劇団との契約内容を書式とともに明らかにして検証可能性を担保すべきだと思っています」
「いじめやパワハラは確認できなかった」
「いじめやパワハラはなかった」ではない
４人からヒアリングできていないのだから当然だ
４人からヒアリングできていてもしゃべるかどうか分からない
「いじめやパワハラはなかったとは断言できない」が正しい
調査した弁護士による会見だと都合が悪いこともしゃべられるので劇団による発表となったのだろう。
解散しないと変われるわけがない。
いじめた４人に聞き取りせずに「いじめはなかった」って発表してるってこと？ バカじゃん。
ガバガバな調査という人もいます。
イジメをしたとされる4人
ヒアリングを拒否した4人（理由は公表しない）
こんなガバガバな調査をよく恥ずかしげもなく出せるな
仮にこいつら4人がヒアリングで「イジメはなかった」と言えば額面通り受け取ってるんだろう
調査したフリの茶番劇
仲間が辛くて自殺したのに
協力しないとはどういう事だよ
組織に大きな闇を感じるという意見もあります。
4名のヒアリング辞退はいじめ、ハラスメントの存在を示唆しているとしか思えないが、同じ組の方が亡くなられているのもかかわらず辞退という名の拒否をする背景にこの組織が抱える深く大きな闇を感じる。
組織のルールや掟が最優先でそこからの逸脱は組織内での死を意味する文化が本当に深く根を張ってしまっている。そこに個人はなく、人権もないような世界であり、本当の芸術が育まれる土壌ではないと思う。あの煌びやかな舞台は壮大なまやかしである。
今回の会見が有愛さんの遺族への何かしらの応えになると考えたのでしょうか。その後の反応をみれば誰も守ることにならず、謝罪が全く響かない単なる帳面消しに等しいものになってしまったともいえます。
劇団は外部調査チーム立ち上げの10月7日の会見時にも、宙組以外にも「他組の聞き取りにも取り組む」と話しており、徐々に宙組以外（俳優約400人や現場スタッフ）にも進めていましたが、その聞き取りを本格的に進めているということです。
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