芹香斗亜退団理由が判明!「劇団の既定路線か」宝塚いじめ問題

2023年11月14日、宝塚歌劇団宙組に所属する俳優の有愛きい(25歳)さんが自殺した問題で、劇団側が調査チームの報告書を公表し記者会見を行いました。いじめやパワハラはなかったとし、宙組はこのままの形で公演を続けていくといいます。

そんな中、ネットなどでは宙組トップの芹香斗亜さんが退団するのではと言われています。その理由などおってみました。

目次

芹香斗亜退団と言われる理由は「文春いじめ報道の影響と落ちた評判」

なぜ芹香斗亜さんが退団するのではと言われているのか。一つは週刊文春で取り上げられた芹香斗亜さんのパワハラ、いじめ記事によるものが考えられます。どんなパワハラ、いじめをしていたのか。

新人公演のトップとして下級生のまとめ役をしていた亡くなった有愛きいさんは、上級生らに頻繁に呼び出されていたといいます。その中で特に容赦なく詰め寄っていたのが、男役トップスターの芹香斗亜さんと組長の松風輝(あきら)さんの2人であったと実名報道がありました。

『あんたが下級生をまとめないでどうするんだ!』と執拗に怒鳴られ、有愛さんは連日連夜、泣きながら謝り続け、廊下に連れ出され、周囲から遮断された空間で叱責されることもあったといいます。

稽古の休憩時間には、芹香斗亜さんが有愛きいさんを睨め上げ、若手の態度について大声で罵り、同じ宙組の花菱りずさんにも怒鳴り声で「この嘘つき!」 と平手打ちしたと報じられました。

Yahoo!知恵袋に次のような質問が投げかけられています。

文春報道が事実なだ芹香斗亜さんは退団しなければいけませんか?

この質問に対し多くの回答が寄せられていますが、代表的なものです。

劇団には事実を明かにする義務があると思うし、宝塚という夢を与える、売る職業である以上、人一人が亡くなられたという状況の中で、名前が上がった方がそのままということでは、世間(客)は納得しないと思います。それこそチケットは、捌けないと思いますよ。亡くなった方に少しでも本当に謝罪する気持ちがあるなら、辞するべきだと思います。
ヘアアイロンの件、劇団は初めないと言っていたのに、事実は、わざとではなかったと言うことですが、事故としてはあったということにここへ来て訂正。故意ではないとしても、なかったこととして許されることではないと思います。そのことを本人たちに指導するとこらか隠蔽しようとした劇団には、騙されたという気持ちです。
大人の世界でわざとでないから、そのままで、許されるなら、交通事故はほとんどがなかったことになります。

自分だけ華やかな場所に居続けるのは違うのではないかという意見ですね。

実名が出ている時点で真実かと思います。その人たちを良く思ってない人が文春に漏らしたんでしょうね。

亡くなられた方のご両親も黙ってないと思いますけど。
耐えられなくて結局は退団しそうな気がします

芹香斗亜さんがいじめの主犯格ということは知られてしまった今、様々なバッシングがおきています。それに耐えながらきらびやかな衣装で華やかなステージに立ったとしても、夢ある世界に観客を引き込むことができるのでしょうか。

ここまできたら
芹香斗亜をはじめ、今回のいじめに加担した人は退団せざるを得ない
もう世間に顔向けなど到底出来ないから、表に出てくることなく静かに辞めるんだろうね。
彼女の最後の顔が思い出せないくらい突然のことで呆気ない。
他人の人生を滅茶苦茶にして、それが自分にも返ってきたね

正直芹香斗亜退団まで覚悟してたから劇団の判断に拍子抜けしてる。それでいいと本気で思ってる?そんなに世間は馬鹿じゃないよ?これ、裁判になったりするのかな?

宝塚歌劇団が許しても世間が許さないと思っている多くの人がいるということなのでしょう。宝塚の評判が落ち、ファン離れにもつながっていくともいえます。

芹香斗亜退団しかないのは「宙組まとまらず、月組トップも断った」

有愛きいさんが自殺し宙組公演が中止になっている時の出来事を週刊文春では次のように報じています。

10月19日朝10時。雪組、花組の生徒らが宝塚大劇場の稽古場に集まり、組の垣根を超えた「劇団レッスン」の準備を行っていた。

「おはようございます!」

 稽古場に一際張りのある声が轟く。前列右側の定位置に陣取ったのは、宙組トップスターの芹香斗亜(せりかとあ)。彼女は笑みを湛え、宙組の生徒たちに「今日も頑張ろうね!」と、ガッツポーズを何度も繰り出す。

週刊文春

この行動がとれる芹香斗亜さんに下級生をはじめほかの団員がついていけるのでしょうか。

芹香さんの“恐怖支配”とも言える言動について、さる現役団員の保護者も声を潜め言った言葉が次です。

日常的に下級生に対して高圧的なもの言いで指示を出し、さらに“うそつき”などと暴言を吐くとも聞いています。普段から“パワハラ”と受け取られるような言動をしていたのは間違いありません

デイリー新潮

事件後、上級生と下級生の分断は修復不可能な域に達していると報じられています。上級生は劇団側と対立状態。相当数の退団希望者が出ているともいいます。劇団側はいないと言っていますが・・。

週刊誌記事に実名で語る次々に現れる内部告発者がいるということからも、芹香さんに対する組内での信頼や尊敬はすでに失われているといってもいいのではないでしょうか。孤立状態とも報じられています。

そのような中で宙組をまとめていけるのか疑問ですね。団員の皆さんも良い人間関係が築けない中で同じ舞台を踏もうという気持ちは持てないかもしれません。

月組トップを断っていたのか

ネット上では芹香斗亜さんが「月組トップを断った」という文言が踊っています。

芹香斗亜さんが宝塚に入学したのは2005年です。 2023年6月に宙組のトップスターに就任しました。 入団17年目でのトップ就任は遅咲きです。 2番手に昇格したのは早かったですが、そこから約8年間2番手の時期が続きました。

そんな時月組トップの珠城りょうさんが辞め、宙組トップの真風涼帆さんがまだ退団発表しなかった時に2番手の月城かなとさんが上がるか、芹香斗亜さんが組替えでトップになるのではいう憶測の中で、最終的な結果が出て月組トップを断ったのでは?という噂に結びついたようです。

また月城さんが2番手で3本(通常は5~6本?)でトップに就任したためそのように言われています。コロナ禍で退団発表やトップ発表の時期的な問題もあるのかもしれません。

あくまでも噂レベルで確証はありません。

一方で芹香斗亜さんは人気はあったのに、なかなかトップになれなかったのは、もともとのいじめ気質を宝塚側も危惧していたのではないか、という見方もあります。

芹香斗亜は劇団の確執で退団へ向かうのか

「こんなことで公演を止めるなんておかしい。なんで私が下級生から嫌われてるのか、分からへん」と10月の公演が中止になった時に発したと言われる芹香斗亜さんの言葉とされています。

週刊文春ではこのように報じられています。

10月中旬、芹香と対峙した木場氏は、文字通り頭を抱えるポーズを見せたという。木場氏に近い別の宙組関係者が証言する。

「その日、理事長は芹香に対して『今回の原因は宙組にあると思います』と話していた。それに対し、芹香は猛反発。下級生の精神的ケアが成されなかったのは運営側の責任なのに、それを放棄するような発言が許せなかったのです」

 そして芹香は周囲にこう吐き捨てたという。

「理事長は頭を抱えるだけで無策や」

週刊文春

劇団の調査に対して「有愛と話したことない」と答えたと言われています。このことについては、現役宙組生の多くが稽古中に罵倒されている場面をみていることから嘘をついていることになります。

なぜ嘘をつくのか。劇団側への不信感が相当強いのではないでしょうか。この不信感は他の組へも伝わりつつあるといいます。

11月25日から東京宝塚劇場で上演される宙組公演「PAGAD(パガド)」。開幕まで2週間を切った今、芹香は周囲にこう語り、焦燥感を募らせた。

「東京公演について何も決まってへんし、知らされてへん。やるんやったら全員でミーティングして、心を一つにせんとあかんのに」

日々増していく劇団への不信感。その矛先は木場氏に向かう。

「木場はあかんわ。角(和夫・阪急阪神ホールディングス会長)の顔色ばっかりうかがって、何も決められへん」(同前)

週刊文春

と、最近のことがこののように報じられています。劇団側と芹香さんの確執がささやかられるのはこれらのことからわかります。

会見でいじめやパワハラを認めずいじめをしたとされた人達を守ったように見えていますが、劇団側が何一つ収められず誰も守れていないことの現れではないでしょうか。芹香さんは亀裂の入った劇団との関係をそんなに早く修復できるのでしょうか。

どんなことが起きても「公演を続けたい」「舞台に立ちたいねん」と言い続けてきた芹香とあさん。宙組での孤立、劇団運営サイドとの確執、世間のバッシングと八方塞がりのようにみえます。舞台は1人ではできません。

芹香斗亜さんは今は自宅待機を命じられていると報じられています。今どんなことを考えているのでしょうか。

芹香斗亜の退団は劇団の既定路線か「これで幕引きしたい」

11月14日の劇団は記者会見で過重労働はあったもののパワハラもいじめも確認できなかったといい、ヒアリング拒否した4人がいたことも明らかになりました。宙組は芹香斗亜さんトップで存続と。

この会見後から、「ジャニーズよりひどい記者会見」「ヒアリング拒否した4人がいるとは何のための調査か」と批判の嵐です。誠実さが感じられかった悪い印象しかありませんでした。

ヒアリング拒否した4人がパワハラ、いじめ報道の4人であるかのようにネット上では言われています。

《あの会見で阪急側から遺族とは向き合う気はサラサラなく、今後の歌劇団の在り方を変える気が全くない誠意が全くない事がわかった。時間がかかってしまうのは気の毒だが司直の手に委ね重い扉をこじ開けるべきかと》

《宝塚歌劇団の会見をすべてみました。宝塚ももう終わりだなと思う。過重労働はみとめたものの、いじめ、パワハラはないものとされた。人の命が失われたことを全く感じさせない冷酷な会見だった。最後の遺族側の主張と違うと指摘されたときの「証拠を出していただきたい」という言葉がすべてだろう》

《盲目的なファンばかりではないということ、劇団側は認識して欲しい。余裕でいられるのも今のうち。存続の危機が訪れる日は近いかもね》


《宝塚という組織については私は好意的な方だけど記者会見でのこの組織の保身や隠蔽体質については世間の反感を持たれてもしょうがないと思うな。組織の改善の余地を放棄してるわけだし。宝塚内部のいじめは以前からあったのにパワハラは有りませんとか言われてもな》


《記者会見が酷すぎて、宝塚のXでの宝塚情報アカウントのフォローを次々と外している。
こんな状況で、宝塚を観たいと思えない。こんなことになってしまって悲しいよ。こんなに大きな劇団なのに、パワハラ教育もされない、スタッフも足りない、全て役者のやる気の搾取だけで成り立ってるのありえない》


《保身ではもう生徒は守れません。 良識あるファンに、宝塚ファンであることを恥ずかしいと思わせないでください。異常な集団だと既に思われてます。 厳しい練習とパワハラは全く違います》

女性自身より

亡くなった有愛きいさんの遺族側の要求は以下のとおりです。

「娘を極度の過労状態におきながら、これを見て見ぬふりをしてきた劇団がその責任を認め謝罪することそして、指導などという言葉では言い逃れできないパワハラを行った上級生がその責任を認め謝罪することを求めます」

歌劇団を運営する阪急電鉄や、阪急阪神ホールディングス(HD)の姿勢を問う声が上がり始めています。

世間からの非難と遺族側からの要求に対して劇団が示す謝罪の手段の1つとして、宙組トップの芹香斗亜さんの退団で幕引きを図る可能性がないともいえません。むしろあの呆れた会見の内容からすでに芹香さんの退団は既定路線として決まっているのではとさえ勘繰ってしまいます。

なお、11月25日から東京宝塚劇場(東京・有楽町)で予定されていた宙組公演(千秋楽・12月24日)について、12月14日(木)まで休演すると発表しています。

12月5日、宙組の東京宝塚劇場公演を全日程中止すると発表されました。

また、先に発表していた月組の娘役、きよら羽龍(きよら・はりゅう)と宙組の娘役、天彩峰里(あまいろ・みねり)の「組替え」についての異動「組替え」についても中止することも発表。

芹香斗亜さんが退団するかどうかの確証はありませんが、今後を注視していきたいと思います。

新しい情報が入り次第追記していきます。

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