細谷健一facebook顔画像「浅草にこだわる冷血経営者」台東区・次女毒殺事件

2024年2月14日、4歳の次女に、人体に有害な物質を摂取させ、中毒死させたとして、その両親である東京・台東区の会社役員・細谷健一容疑者(43)と妻の志保容疑者(37)が殺人の疑いで逮捕されました。

細谷健一容疑者について、facebook(フェイスブック)を中心に顔画像など周辺情報をおってみました。

目次

細谷健一facebook(フェイスブック)は「ホテルを前面アピールか」

細谷健一について、facebook(フェイスブック)で検索しました。

細谷健一のフェイスブックアカウントを検索するにあたり、漢字、仮名、カタカナ、アルファベットで「細谷健一」「細谷けんいち」「ほそや健一」「ほそやけんいち」「ホソヤケンイチ」「HosoyaKenichi」「Hosoyakenichi」「hosoyakenichi」「KenichiHosoya」「Kenichihosoya」「kenichihosoya」「H.Kenichi」「K.hosoya」「H.kenichi」と考えられる名前のパターンを列挙。

報じられている「台東区」が出身、在住で経営しているホテル名と一致するFacebookのアカウントがすぐにヒットしました。以下です。

アイキャッチが「浅草ホテル旅籠」間違いないのではないでしょうか。

自己紹介が次のように明記されています。「ホソヤ産業株式会社 支配人」としています。ホテル旅籠の管理会社といわれています。

2011年3月5日最初にフェイスブックに投稿されている写真がアイキャッチにしているホテルのロゴです。

2011年12月2日Facebookのの最後の投稿が経営している「ホテル旅籠」の外観です。よほど本ホテルに愛着をもっていたのでしょう。

その間にfacebookの投稿写真は浅草の自慢ともとれるその界隈の名物と言われるかき氷だったり、プリンだったりです。

浅草寺境内そばにある花月堂のかき氷です。大の大人の握り拳より大きなサイズに驚きです。
写真のかき氷はさくらんぼ味。梅のような爽やかな風味がしました。
こちらのお店はジャンボメロンパンも有名です。

仲見世から一本裏に入った路地に浅草シルクプリンのお店があります。
まいうーでおなじみのホンジャマカ石塚さんの写真が店内に飾ってあります。さすが石ちゃん。
濃厚でクリーミーな味わいで、一度食べると病みつきになりそうです。
お土産にもおすすめです。

このほかにインテリアデザイナーの女性の投稿に「いいね!」をしており、ホテルの内装などを発注していたようです。最初のオープンがこの頃だったと思われます。

細谷けんいちフェイスブックから「東洋大学」出身と判明

細谷健一容疑者は、フェイスブックの自己紹介にあるように出身大学が「東洋大学 経済学部」です。

東洋大学は東京都文京区白山に所在する1887年創立の歴史ある私立大学です。創立者は日本の仏教哲学者、教育者として知られる井上円了(いのうえ・えんりょう)です。

東洋大学経済学部の偏差値は、 47.5~55.0 とされています。

(参考:慶応義塾大学 経済学部65.0~67.5、早稲田大学 商学部67.5)

ほそや健一の出身高校は「聖学院高等学校」で有名人も輩出

また細谷健一容疑者は、フェイスブックからすると出身高校は「聖学院高等学校」ということになります。

東京都北区中里にある、中高一貫の私立男子中学校・高等学校です。高等学校においては生徒を募集しない完全中高一貫校です。

地図で示すと次の場所に位置します。

聖学院高等学校の偏差値は58

次のように学校の説明がされています。

聖学院高等学校(せいがくいんこうとうがっこう)は、東京都北区(東京都)北区にある私立の中学校・高等学校である。都内唯一の男子校でのプロテスタント(ディサイプル・オブ・クライスト派)のミッションスクールであり、キリスト教に基づく教育を行っている。このため、首都圏全域からの入学者がある。中高一貫校である。また、運営母体の学校法人聖学院は2つの幼稚園・小学校・二つの中学、高校・大学・大学院・国際学校を運営する総合学園である。

坂東玉三郎 (タレント)、金子國義 (芸術家)、小松亮太 (ミュージシャン)、小室等 (ミュージシャン)ほかの芸術や芸能分野で知られる有名人も多く輩出しています。

後の報道で、跡取りの長男として期待されていたといわれました。

細谷健一顔画像「夫婦そろって陰キャで妻・志保はネグレクトか」

細谷健一容疑者の顔画像は逮捕時の画像が報じられています。眼光が鋭く太っているせいか緩慢な印象です。

同じく同時に逮捕されたのが妻である細谷志保容疑者です。逮捕時は自身で歩いていましたが、警察につくと倒れこみ車椅子で移動する様子がメディアで映されていました。

東京都台東区のマンション最上階に住む2人。同時に逮捕されています。

同じマンションにすむ近所の方の証言です。

「2人いつも2人兄弟。上の子と下の子いつも毎回一緒です。3人で一緒。お父さんと子どもたち2人は一緒にいました」

子ども3人であるはずが、一番下の亡くなった美輝ちゃんは見かけていないと皆口をそろえていいます。

夫婦については、「旦那さんは結構挨拶してくれる印象はあったんですけど、奥さんはあまり声を発することはなかったですね」との話がでてきています。

夫婦そろって社交的な印象はないということがいえますね。

また、志保容疑者はネグレクトであったと報じられています。

新たに過去に夫婦が美輝ちゃんについてやり取りしたメールが明らかになりました。

志保容疑者

美輝ちゃんがかわいくない

健一容疑者

いなかった方がよかったね

子どもにとってはなんて残酷な会話でしょう。

美輝ちゃんと同じ保育園の母親からの話です

美輝ちゃんは髪の毛がボサボサでちょっと洋服がヨレヨレな感じ。 いつもあざがあったってききました

ゴゴスマ

同じマンションの住人からは次の証言です。

いつもお父さんと一緒に出掛けるのはお兄ちゃんとお姉ちゃんだった。これまで4人家族だと思っていた

ゴゴスマ

これらの証言から美輝ちゃん独りぼっちだったことと子どもの世話は健一容疑者が担っていたことが伺えます。また、虐待がバレないように保育園を転々としていたといいます。

細谷健一・志保容疑者は、次女毒殺ほかの余罪があるのか

細谷健一容疑者、妻細谷志保にかけられた容疑はどんなものだったのでしょうか。

細谷健一・志保夫婦は共謀して昨年3月、自宅マンションで保育園児の次女、美輝(よしき)ちゃん(当時4歳)に有害な化学物質を摂取させて死なせた疑いがもたれています。

美輝ちゃんはオムツだけをつけた意識のない状態で自宅で倒れ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警視庁が美輝ちゃんの遺体を詳しく調べたところ、向精神薬「オランザピン」や車のエンジンの凍結防止用不凍液に含まれる「エチレングリコール」が検出されています。

「オランザピン」は処方箋なしでは購入できず、幻覚・妄想などの症状や強い不安感やイライラする症状を改善し気分を安定させるために使用するもので、過剰投与で死亡例もあるといいます。

「エチレングリコール」は、そもそも人体に有毒とされており、自動車の不凍液に使われるもので、製品そのものは無味無臭で甘味のある液体。飲料水への混入で多くの死亡例が報告されているというものです。

もし同時に接種した場合について、子どもの誤飲事故に詳しい 大川洋二医師による見立てが以下です。

オランザピンを飲んで、その後にエチレングリコールを飲んだとすると、急性腎不全、腎臓の機能が極めて急速に衰えて低下することがある。オランザピンの血中の排泄(はいせつ)が遅れ、どんどんたまっていって、結果的にオランザピンも致死量に至ったという可能性がある

テレ朝NEWS

4歳の美輝ちゃんが自分で飲むとは考えにくいとされています。

オランザピンは志保容疑者自身が服用していたことがわかっており、さらに向精神薬や不凍液を1年間にわたり継続的にネット通販で購入していたことが夫婦のPCから判明しています。美輝ちゃんには少なくとも数週間前から摂取させられた可能性が出てきています。

その後の捜査で美輝ちゃんが亡くなった後は購入した形跡がないと報じられました。

細谷健一・志保夫妻周辺で続いた親族の死

2018年には健一容疑者の姉も不審死を遂げていたことがわかり、警視庁が関連を調べています。

さらにエックス(X)でこのような投稿があります。

2018.1 健一の母親 死亡
2018.4 健一の姉 死亡
2018.6.1 健一 (父親に代わり)代表取締役に就任
2018.6.5 健一の父親 死亡
2018.7 志保 取締役に就任

半年で親族亡くなりすぎじゃない?

このことについて詳しいことが報じられています。時系列にまとめました。

1967年 「ホソヤ産業」を創業

健一容疑者の父・勇氏が創業した会社です。

もともとは浅草に多い皮革の卸や加工業を手がける会社でしたが、徐々にホテル・不動産経営へシフトしていきます

1979年 細谷勇氏が代表取締役に就任

2012年 東京・浅草でホテル営業を開始

前年2011年頃健一容疑者がFacebookにホテルのロゴなど投稿

2018年 1月 健一容疑者の母が死亡

2018年 4月頃 今回事件のあったマンションの別の一室で健一容疑者の姉(当時41歳)が死亡

姉とは相続で揉めていたという話があります。

2018年 6月 父親から引き継ぐ形で健一容疑者が代表取締役に就任  同月 父親が死亡

父親からお金のことで叱られ勘当されていたといわれます。

  同年 7月 細谷志保容疑者が取締役に就任

その後、東京・台東区内のマンション(10階建て)の土地・建物などの不動産を相続し一部2021年1月に売却

2020年 ホテルを増築し、面積をほぼ倍増させる

ホテルのウエブサイトでは「江戸の情緒」「和のホテル」をうたい観光客に人気だった一方で「資金繰りに困っていた」という話が従業員から出てきています。

これらのこと全てに二人が関与しているかどうかは不明ですが、少なくとも姉の死亡には警察は疑いを持っており、美暉ちゃんの死後再検査した結果姉の体内から「エチレングリコール」が検出されたと報じられました。

調べに対し、父・健一容疑者は容疑を「否認」、母・志保容疑者は「黙秘」していると報じられています。

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