水原一平通訳が大谷翔平口座から送金できた理由「英語が鍵か」スポーツ違法賭博疑惑

水原一平通訳にかけられた“容疑”は「窃盗」。スポーツ賭博にのめり込み、約450万ドル(約6億8000万円)もの借金を抱え込み、大谷翔平さんの資金を“勝手”に流用し返済したというものです。

水原通訳は本当に大谷選手の口座から送金したのか、ではなぜそれができたのか。おってみました。

目次

水原一平通訳が供述内容をひっくり返した不思議「身代わり説も飛び出す」

水原一平通訳がドジャーズを解雇されたのが3月21日。その前日、アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』のインタビュー取材に応じ、言ったことは次のようなことです。

彼(翔平)は明らかに不満そうな顔をしましたが、“2度とこのようなことをしないのなら私を助ける”と言い、返済することを決めてくれたのです

ESPN

そして、その場で複数回に分けて送金手続きを大谷選手が自ら行ったとも言っています。

ところが、翌日翻した供述の大まかな内容が次です。

「大谷はギャンブルや借金について何も知らない」「ブックメーカーに対して送金もしていない」

そして、水原一平氏のドジャーズ解雇の発表の際に「大谷翔平が大規模な窃盗の被害者であるとわかった」と言われました。水原通訳本人からも「ギャンブル依存症」の告白があったことが報じられました。

この急展開に対して最初は「フェイクニュースでは?」「衝撃的すぎる」「信じられないし、怖すぎる」「大谷さんのメンタルが心配」「好感度高かったから未だに信じられなくてショック」の声があがっていました。

しかし、その後特に本拠地アメリカでは「大谷選手の身代わりで水谷一平が追われた」「賭博をしていたのは大谷なのでは?」「オオタニが刑務所に行け」「知らないなんてあり得るのか?」など厳しい見方をする報道が増えています。

3月26日の記者会見で大谷翔平氏は水原一平氏があらゆる場面、関係者に対して嘘をついていたこと。違法賭博には全く関わっていないこと。自身で送金をしていないことなど語られました。

水原一平通訳はなぜ大谷翔平の口座から送金できたのか「英語が鍵?」

水原一平氏は、通訳という職域を越えて大谷翔平さんを公私ともにサポートしてきたと言われています。

メジャーリーグ2球団で日本人選手の通訳を担当した小島克典氏が26日「羽鳥慎一モーニングショー」でご自身の経験から通訳だけではないその業務について語っておられます。つぎのような内容です。

  • グラウンド内外での通訳
  • メディアへの対応
  • 試合先でに食事の手配
  • 選手の家族の病院への同行
  • 家族や友人を空港に送迎

水原さんも大谷さんの送迎やキャッチボールの相手など「妻より長く過ごす」と言っておられました。

2023年10月に行われたドジャース入団会見で、司会者から「ショウヘイの最高の相棒であり、親友でもある水原一平通訳です」で紹介されていました。

また大谷選手もことある場面で「一番お世話になった人は一平さん」と名前を挙げて感謝の気持ちを述べていました。当の一平さんも「兄弟のような関係」と言い、深い信頼で結ばれていた2人でした。

そんな中にあって水原氏は違法賭博に手を出し、多額の借金を抱え、大谷さんの口座から違法な胴元に450万ドル(約6億7500万円)もの送金をしていたことが明らかになりました。

26日の記者会見で水原氏が勝手に送金したと明言されました。

元巨人、レッドソックス投手の岡島秀樹氏の妻でフリーアナウンサーの栗原由佳さんが3月24日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演した際に経験者として気になる発言をされています。

スポーツ選手はそんなにお金に詳しくなかったりとか、あとは全部銀行口座のことも英語で書いてあるので、結局通訳の人を挟まないとできないとなれば、すごくそこに1人入ってくれるというのは大事だったと思うんですよね。

クギズケより

ある記者会見の場で、司会の方が水原さんに大谷選手の英語力について尋ねる場面があり、ヒアリングは問題ないとその上達ぶりを称賛されていました。全米野球記者協会(BBWAA)ニューヨーク支部の晩さん会の折の英語によるスピーチも素晴らしかったです。

ただ、そこに至るまでは水原氏に英語の指南も受けられたことは想像にかたくありません。そして2人の結びつきを考えると、英語で示された銀行のサイトを一緒に見ながら書かれている文言の翻訳をお願いしながら口座の手続きなどを一緒に進めた可能性があるのではないでしょうか。

前述の小島さんも通訳の業務についてさらに次のようなこともあることを述べておられます。

  • 数万ドルの車の購入など高額なお金を扱った
  • 選手とディーラーの間に入り保険などの手続きをした
  • 選手に頼まれ納税手続きをしたことがある
  • 経費など支払うため通訳が”サブ口座”を管理する可能性もある

この話からすると、2人深く厚い関係からすると、口座へのアクセスができる権利を持っていたこともゼロではないかもしれません。

あるいは悪く想像すれば、一緒にアクセスするなどした時にログインに関するパスワードなどを記憶するや書き留めるなどしていたかもしれません

送金は大谷さんが肘の手術で入院中の日とかぶっているという情報もあり、水原氏が留守を狙って送金していたのでしょうか。

大谷翔平さんは韓国での開幕戦の試合終了後ドジャーズの広報担当者から事実を初めて知り、かなり驚いていたと言われています。怒りの大声を聴いたという声もあります。

大谷さんは一切関与していないと言われました。水原通訳が無断で胴元に送金したことが証明されれば、横領罪か窃盗罪に問われるのでしょう。。

大谷翔平選手は巨額送金をなぜ気が付かなかったのか「野球選手あるある?」

窃盗にあったと告発者側になった大谷選手。「とても堅実な人間だから、金下ろされて気づかなかったのはおかしい」というのが報道を見ての多くの人の感想です。あまりにも巨額だけに不思議でなりません。 

3月24日のフジテレビ系「ワイドナショー」で、元ロッテの里崎智也氏が自身のこれまでの経験を踏まえ、次のように話されました。

残高を知らないんだと思います。自分の。使っても増えちゃうんで。それこそ記帳もしないですよ。

たぶん大谷選手も、僕らからすると6億8000万円無くなってたら分かるやろと思うかもですけど、元々が大きいんで…。もし仮に本人が知らなかったとするならば、分からないですよね

フジテレビ「ワイドナショー」

野球選手には、通常の報酬のほかにCM契約料などあらゆる名目で入金があるので一つずつ確認していない、把握できていないというニュアンスでした。

野球選手あるあるの事情なのでしょうか。何ともうらやましい。

アメリカでは「球場内では子供でいいが、球場の外では大人になるべき」と厳しい指摘を受けている大谷翔平さんです。

信用した側が悪いということなのでしょうか。人を見る目がないとも取られています。

今後が気になります。新たな情報が入り次第追記していきます。

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